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茨城県北部に位置する風流なまち、日立市。2018年、ここから干し芋のNEXT STAGEが始まる──。

 

日立セメント株式会社と茨城大学農学部、そして日本農業実践学園。この3者による異色のコラボレーションで生まれたのが、セメント屋さんの干し芋です。

どうしてセメント屋さんが干し芋を作ったのでしょうか?今回はそんな疑問を、日立セメント公認いもキャラに就任したほしいもぞうさんにぶつけちゃいました!

── いもぞうさん、本日はよろしくお願いいたします。

いもぞう(以下、いも):こんにちは。今日は就任後初めての取材ということで緊張しておりますが、どうぞよろしくお願イモうしあげます。

※画像はイメージです

── さりげなくイモを混ぜてきましたね。それではさっそくですが、セメント屋さんが干し芋製造にいたるまでのお話を伺いたいと思います。

いも:日立セメント株式会社では、セメント製造以外にも事業を展開しています。そのひとつが、神立にあるバイオプラントでの食品系廃棄物のメタン発酵処理です。

発酵で発生したメタンガスは、隣接のエコプラント代替燃料として再利用しています。

── なるほど。セメント製造だけではなく、廃棄物の処理や地球にやさしいエネルギーを作る事業も行っているんですね。

いも:ええ。そしてその過程で、意外な副産物も生まれたのです。なんだと思いますか?

── もしや、サツマイモでしょうか?

いも:違イモす。

── またさりげなくイモが混ざりましたね。副産物の正体について教えていただけますか?

いも:はい。食品系廃棄物を処理する工程で生まれたものが、有機系肥料「HIコンポスト」です。ちなみに、名称の「HI」はHITACHIとHIGH QUALITYの最初の2文字から取りました。読み方はエイチ・アイです。

── 茨城県日立市に本社をおく日立セメントならではの、地元愛も感じられるネーミングですね。

いも:地元愛といえば、ぼくの頭には日立市を代表する伝統芸能、日立風流物を模した自作の帽子が乗っているんですよ。

── 自作だったんですね。

いも:札の文字も直筆です。

── そうですか。ところで先ほどの「HIコンポスト」には、その後さらに改良が加えられたとお聞きしました。

いも:はい。日立セメントでは「HIコンポスト」を茨城大学農学部との共同研究で改良し、「HIコンポストS」を開発しました。この「S」ですが……。

── もしや、日立「市」の「S」ですか?

いも:違イモす。

── 無念です。

いも:正解は「SPECIAL」、「STRONG」、そして「SUPER」の頭文字である「S」です。改良を加えた「HIコンポストS」では、さらに良質な作物を育てられるようになりました。

── 高品質な肥料を開発したことで、アグリカルチャーを事業化する土台ができあがったというわけですね。

いも:その通りです。この肥料を使っておいしい作物を生産し、皆さんに提供したい……こうした思いから、セメント屋さんのアグリカルチャー事業が始動したのです。その第1弾として選ばれたのが、茨城の名産であるサツマイモの栽培、そして干し芋の製造でした。

── セメント製造とサツマイモの栽培では、まったく勝手が異なるかと思イモすが、その辺りは?

いも:「農業をやるなら、まずは農業の専門家に聞いてみよう!」というわけで、茨城大学農学部日本農業実践学園にご協力いただき、「HIコンポストS」を使った紅はるかの実験栽培を行うことにしました。

── どちらも農業のプロフェッショナルとして、大変長い歴史をお持ちです。

いも:たくさんの苦労もありましたが、みなさんから頼もしいお力添えを頂きつつ試行錯誤を繰り返していきました。そしてようやく、おいしくヘルシーな紅はるかの栽培に成功することができたのです。

── そこから本格的な干し芋製造が始まったのですね。長い道のりでした。セメント屋さんの干し芋の裏側に、こんなストーリーが隠されていたとは驚きです。

いも:改良に改良を重ね、あらゆる作物に利用可能となった有機系肥料「HIコンポストS」、そして茨城大学農学部、日本農業実践学園の皆さんとの出会いによって生まれた奇跡の干し芋……それがセメント屋さんの干し芋なのです。

── まさにNEXT STAGEの干し芋、というわけですね。あ~あ、なんだか干し芋が食べたくなってきちゃった!

いも:みなさんもぜひ一度、セメント屋さんの干し芋のNEXT STAGEなおいしさを体感してみてください。

というわけで……。

日立セメント公認いもキャラ
ほしいもぞう
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